DDアトリエとは、コンピューター(Mac)を揃えた視覚デザイン学科専用のアトリエ。スキャンやコピー用の周辺機器も充実している。
コンピュータはコミュニケーションの道具として欠かせないものであり、学内での掲示連絡手段としても活用されています。この授業では大学生活に必要な基本的なコンピュータの操作から始まり、自分のパソコンをデザイン道具として使う為の基本を、業界標準となっているソフトウェアを使い練習していきます。簡単な図形を描く事から始まり、実際にデザインを行える技術と伝えるための方法へと発展させます。
この演習は視覚コンピュータ基礎演習からの続きとなります。前期ではAdobe IllustratorとPhotoshopの基本操作を習得しました。この演習ではそれらの技術をデザインで使える技術とするためにトレーニングを行います。
また単にコンピュータの操作だけではなく、情報の整理、レイアウトの基本といったデザインを構成する上で必要になる項目を学びます。この授業はコンピュータのソフトウェアの使い方を学ぶだけではなく反復的なトレーニングを通してデザインに必要となる基礎技術の習得を目的とします。
インターネットは社会の基本的なインフラの一つとなっています。そのメディアを使い情報を発信する基本がWebです。このWebをデザインする技術が現在求められています。この授業ではWebサイトを構築するために必要になる情報の整理、見せ方を学びます。
またWebサイトを実装するために必要となる基本技術となるHTMLとCSSのコーディングについて学びます。Dreamweaverでコード入力の基本、ファイルの種類と扱い方の基本を練習したうえで、スマートフォン向けのwebページの作り方を学びます。そしてwebページの公開に必要となるFTP(ファイル転送)についても扱います。これで自分の作ったサイトを全世界に向けて公開可能になります。
視覚デザイン学科にとって無くてはならない本当に大切なアトリエです。ここでは有線が使えるし、スキャナーやコピー機をはじめ様々な機器が揃っていることがとても強いです。DDアトリエに設置されている二台のレーザーコピー機はA3まで印刷でき、課題や自主制作で大活躍します。静かで冷暖房完備で快適空間でもあるため、私はここで作業することが多いです。
課題制作のお供、DDアトリエ。ここのプリンターは高性能で印刷の質も家庭用と比べてとても良いのですが、たまに不具合などで印刷機が使えなくなり阿鼻叫喚に包まれることもあります。締め切り前にこんなことが起こるとまさに地獄絵図となるので、締め切りには余裕を持ちましょう。これは教訓です。